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2010.10.25
こんにちは。松尾無精です。

10月も中旬になるとめっきり秋らしくなってきました。
でもまだ平年よりは気温が高めなのだそうです。
鳴子の山々がきれいに彩られるのが待ち遠しいですね。

さて今回は中山平温泉の
「伝統の技」をご紹介します。

先週末は、中山平で最も大きい
山神社の例祭が行われたそうです。
神社のお祭りといえば太鼓やお囃子ということで、
中山平温泉で太鼓作りを続けている
菅原太鼓 鳴鼓堂(なるこどう)」さんをご紹介します。


鳴鼓堂
鳴鼓堂


鳴鼓堂さんは中山平で和太鼓を作り始めて50年、
菅原才智さんは2代目です。
神社などに納める和太鼓の新調から、
革の張り替え修理販売を行っています。

お邪魔したときは「今制作に取りかかっている物がないんで」と、
写真などをお借りしました。


鳴鼓堂・太鼓 鳴鼓堂 菅原才智さん
菅原さん作の和太鼓<と二代目菅原才智さん


太鼓を新調する時は、
大きな丸太の吟味から始まるそうです。

フシのない良質な木を選び十分に自然乾燥させてからくりぬいて、
太鼓の本体を作ります。
その次に牛の革を洗い、なめし、乾燥させて張ります。
さらに太鼓本体にも漆を塗って化粧したりと、
数ヵ月という長い時間をかけてひとつひとつ作り上げていきます。

ここ10数年はめっきり注文が減ったそうですが、
張り替えや修理の依頼がくるそうです。
でも、太鼓一つの値段は、
この20年ほど据え置きなんだそうですよ。
確かに高価なものかも知れませんが手間を考えると…



そして、もう一人の職人さんが、
古民家再生を手がける、
古遊工房(株)遊佐建築の遊佐茂樹さんです。

建築屋さんなので新築・増改築やリフォームはもちろん、
伝統工法の住宅、自然素材住宅、古民家の解体、そして再生も行います。
中山平温泉駅のすぐ南側、「三之亟湯」さんの並びに建つ会社の外観は
重厚感にあふれる佇まいでした。


古遊工房 看板 古遊工房・遊佐建築 古遊工房 遊佐茂樹さんと奥様
古遊工房・(株)遊佐建築と社長・遊佐茂樹さんと奥様


以前ご紹介した佐藤漆工房・ギャラリー漆木舎
を手がけたのが古遊工房さんです。

約190年前の古民家を利用し、
平成12年に完成したギャラリーで、
「移築ではなく、住む人の立場に立った家づくりを実現した」そうです。

その古民家にギャラリーの主、
佐藤建夫さんが梁・柱・建具に至るまで、
総漆塗りにして木材の美しさを最大限に引き出しました。
古民家再生と漆工芸の職人のコラボレーションが、
まさにギャラリー漆木舎さんです。


佐藤漆工房・ギャラリー漆木舎 ギャラリー漆木舎 佐藤工房 佐藤建夫さん
古遊工房が手がけた佐藤漆工房・ギャラリー漆木舎と漆絵をされている佐藤建夫さん


同じ職人同士、いい仕事をしています。

ちなみに9月末に開通した
新中山平遊歩道の施設にあたっては、
古遊工房さんが調達した角材で遊歩道の防護柵を組んだといいます。
作業には、中山平温泉観光協会のメンバーが手弁当で参加したと聞きました。

和太鼓作りと古民家再生。
木地師、こけし職人さんとはまた違う、
木と語り合い、木を暮らしに活かす職人さんたちがいる中山平温泉です。

星沼別荘地にも手仕事の職人さんがいるという話も聞きました。
いずれまたご紹介いたしますね。



ぶしょう
松尾無精 記

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