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2010.08.27 おくのほそ道
こんにちは。松尾無精です。

大深沢(おおふかさわ)コースといっても
「出羽街道中山越」のルートと
「大深沢遊歩道」が違うことはご存知でしょうか。
もちろんここでご紹介するのは芭蕉のたどった「道」です。

鳴子トンネルを越え、赤い橋のたもとに
「小深沢入口」があります。
ここから歩き始めて、「ふるさとの森」を左手に平坦地を過ぎたあたりに
「出羽仙台街道中山越」の道標があります。
ここが中間地点で大深沢遊歩道入口・駐車場から
出羽街道につながる側道との合流点になります。


大深沢と小深沢の中間地点 大深沢と小深沢の中間地点 大深沢駐車場 道標
小深沢と大深沢の中間地点


ここから先が芭蕉のたどった「大深沢」
大深沢は、出羽街道中山越の中で最も険しい沢で
軍用の要衝として橋をかけなかったという沢で
深い谷底へ下りて越さねばならないつづらおりの道が続きます。

森に入るとしばらく平坦地が続きますが、
その森の中の道と交差するように土塁や空堀の跡が今も残っています。


大深沢 つづらおれ 大深沢 急な下り坂
大深沢 つづらおりの道と急な下り坂


さらに進むと今度は山肌を縫うような急な下り坂が続き、
ほっほっほっ、と下りきる、
突然整備された「大深沢遊歩道」に合流します。
この合流地点から左手を振り返ると、
遊歩道の真ん中に電信柱が立っています。
なぜか、ぷぷっと、笑ってしまう愛嬌がありますよ。


なぜこんなところに?遊歩道の真ん中にそびえ立つ電信柱
なぜこんなところに?大深沢遊歩道・名物の電信柱


ここからさらに下るとせせらぎの音が聞こえはじめます。
花渕山と大柴山を分ける大深沢を下る清流の響き…


夏の大深沢 夏の大深沢 手水(ちょうず)のような石
夏の大深沢の流れ


う~ん、さらさら流れる清流と沢沿いに吹き抜ける風が涼しい~
適度な湿気のせいでしょう、流れの中にある岩や
東屋の近くになぜか置いてある手水(ちょうず)のような石にも
びっしりと苔が生えています。

旧街道はこの東屋から遊歩道と分かれますが
後半は、また次回に。

さて、通り過ぎてきた「ふるさとの森」にちょっと話を戻しましょう。
国道47号を挟んで2ヵ所の駐車場とトイレがあり
小深沢・大深沢コースの散策にも起点にできるポイントです。


ふるさとの森 ふるさとの森
ふるさとの森


駐車場の山手にあたる「ふるさとの森」には
神奈川県出身の歌人・前田夕暮(1883~1951)歌碑があります。


前田夕暮歌碑
前田夕暮歌碑


あさかぜに ふきあふらるる あおかしの
                 さやくを聞けば すでに春なり


前田夕暮れは、若山牧水、北原白秋とともに
詩歌の一時代を築いた人で、竹久夢二や斎藤茂吉とも交流があったそうです。
まるで、薬師坂の上に建つ斎藤茂吉の歌碑と対になっているのかも知れません。


奥の細道・出羽街道中山越のルートマップはこちら



ぶしょう
松尾無精 記
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